コマンドプロンプトとは
コマンドプロンプトとは簡単に言えばWindowsNT系に搭載されている、コマンドを打つことで多種多様な処理を実行できるプログラムのことです。
今日ではコマンドを打ってWindowsを操作するCUI(Character User Interface)操作に変わってマウスやウィンドウ、ボタンで操作するGUI(Graphical User Interface)操作のほうが一般的に使いやすいとされています。
現在、積極的にCUI操作を使っている人は少ないのでは無いでしょうか?
実際にCUI操作よりもGUI操作の方が簡単で考える必要の無い、より人間に近い一般的な操作法なのは言うまでもありません。しかし、CUIで操作した方が早い処理もまだまだあり、その存在を忘れ去るには時期尚早と考えます。
PCに詳しい人は分かると思いますが、トラブルが起きた時の調査にコマンドプロンプトはかなり重宝します。特にネットワーク系のコマンドが多く、コマンドがあるとないのでは調査時間にかなりの差がでると思いますので覚えておいて損はありません。
OSの系統と搭載されているプロンプトの種類
WindowsOSには大まかに分けて2系統あります。
■Windows9x系
OS:95,98,98SE,ME等
マイクロソフトからサポート打ち切りの為、こちらは触れません。9x系には「MS-DOSプロンプト」が搭載されています。
■WindowsNT系
OS:NT,2000,XP,Server2003,Vista,Server2008,7等
NT系には「コマンドプロンプト」が搭載されています。当コンテンツでは管理人の環境の問題もあってコマンドの対応を2000,XP,vistaに絞らせて頂きます。いずれWindows7も対応したいものです。
何ができるの?
コマンドを使ってできることを箇条書きで簡単に紹介します。
- 条件に合ったファイルだけ削除又は検索できる
- ワイルドカードや正規表現でファイルを一括操作できる
- バッチファイルを作って処理を自動化できる
- Windowsのシステムやネットワークの設定/情報閲覧が可能
- MS-DOSアプリケーションを使うことができる
上記で紹介した以外にもコマンドプロンプトを使えば実現できる処理が多々あります。基本的な部分のみなら殆ど労力もかかりませんのでこれを機に使い方と簡単なコマンドでも覚えてみてはどうでしょう?。
当コンテンツでは初めてコマンドプロンプトを使うところから応用処理を行えるようになるまで紹介できたらいいなぁと思っています。(⌒∇⌒)
仕事で使えば能率が上がること間違いなし?!